【知らないと損】成田エクスプレスを格安料金でお得に利用できる方法【N’EX往復きっぷ】
海外旅行で成田空港を使う人は多いと思います 。成田空港に行くためには、車、バス、電車など色々あると思いますが、私は成田エクスプレスを利用しています。
それまで最寄り駅の指定席券売機で、事前に行きと帰りの成田エクスプレスの切符を別々に購入していました。
ある時、知り合いから教えてもらいビックリしたのですが、成田エクスプレスの切符をお得に購入する方法があるのです。
しかも、数百円とかではなく、千円以上も!
この事実を知って、「あぁ~今まで損をしていた。。。。」と後悔しました。
これから成田エクスプレスを利用する際に、お得に購入できるとっておきの情報をお教えします。
東京、新宿、渋谷、大宮、武蔵小杉、横浜、大船などから成田空港まで、成田エクスプレスを利用する予定の方は必見です!
さらに、、、
成田エクスプレスのきっぷを購入する際に、気をつけて欲しい支払い方法も合わせてお知らせしますね!
(知らないと逆にヤバイかも?)
成田エクスプレスを格安料金でお得に利用できる方法
成田エクスプレスの切符を購入するときにどうしていますか?
旅行なので、飛行機の時間も決まっているし座席指定もできるので、事前に購入されていると思います。
私も、以前は切符を購入するときに、JRの窓口で「行き」の分を購入して、そして続けて「帰り」の分を購入していました。
もしくは、「帰り」の切符は、飛行機の到着が遅れたり、預けたスーツケースが出てくるのに時間がかかったりするときもあるので、到着してから購入していました。
私も数年前に知ったのですが、実は、成田エクスプレスを格安料金でお得に利用する方法が存在していたのです。
それは、、、
「N’EX往復きっぷ」を購入することです。
「N’EX往復きっぷ」って聞いたことがないかもしれませんが、成田エクスプレス号で成田空港までの往復を利用する場合、前日までに指定席券売機にて購入すればお得に利用できるきっぷで、JR東日本の首都圏の主な駅の指定席券売機で購入できます。
通常料金とは違う安い価格で、しかも指定席券売機で普通に購入できるのです!
事前に往復を購入するというところがポイントですね。
「N’EX往復きっぷ」はどのくらい安いの?お得なの?通常料金との違い
それでは、成田エクスプレスを普通に往復で購入する場合と「N’EX往復きっぷ」を購入する場合、どのくらい違いがあるのか見ていきましよう。
大人(12歳以上)1名が、通常期に、各駅〜成田空港(空港第2ビル駅/成田空港駅)を『成田エクスプレス』の普通車指定席で往復するという条件です。
※普通車指定席利用の場合、閑散期は200円引き、繁忙期は200円加算になります。
ちなみに、成田エクスプレスにはグリーン車もありますが、いつも普通車指定席でも結構ガラガラですし座席も快適なので、私は一度もグリーン車を利用したことがありません。
「N’EX往復きっぷ」と「通常運賃(往復)」の料金の比較表
各主要駅から成田空港( 空港第2ビル駅/成田空港駅どちらでも可)までの、通常料金とN’EX往復きっぷの料金と差額、割引率計算したので掲載しておきます。
■東京駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:6,040円
N’EX往復きっぷ:4,940円
差額:1,100円
割引率:18.2%
■渋谷駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:6,380円
N’EX往復きっぷ:4,940円
差額:1,440円
割引率:22.5%
■新宿駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:6,380円
N’EX往復きっぷ:4,940円
差額:1,440円
割引率:22.5%
■大宮駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:7,680円
N’EX往復きっぷ:5,140円
差額:2,540円
割引率:33.1%
■武蔵小杉駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:6,720円
N’EX往復きっぷ:5,140円
差額:1,580円
割引率:23.5%
■横浜駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:8,580円
N’EX往復きっぷ:6,170円
差額:2,410円
割引率:28.1%
■大船駅 ⇔ 成田空港駅
通常料金:9,240円
N’EX往復きっぷ:6,380円
差額:2,860円
割引率:31.0%
※こども(6歳〜12歳未満)の乗車券、指定席特急券は「おとな」の半額です。
値引きが数百円とかではなく、東京からでも1,100円、横浜からだと2,410円も安くなるのは驚きですよね!
しかも、もし、家族で旅行するなら、結構な金額が節約できます。
(例えば、大人2人と子供2人が横浜駅から乗車した場合の差額)
通常料金
大人 8,580円×2人
子供 4,290円×2人
合計:25,740円
N’EX往復きっぷ
大人 6,170円×2人
子供 3,080円×2人
合計:18,500円
差額
大人 2,410円×2人
子供 1,210円×2人
合計:7,240円
なんと、7,240円もお得になります!
(参考)
【こども・幼児・乳児】
●こども(6歳〜12歳未満)の乗車券、指定席特急券は「おとな」の半額です。
●「幼児」「乳児」は無料ですが、次の場合は「こども」のきっぷが必要。
(1)「おとな」または「こども」1人に同伴する「幼児」の人数が2人を超える場合 (3人目から「こども」のきっぷが必要)。
(2)「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席を利用する場合。
(3)「幼児」が単独で旅行する場合。
列車・座席を指定しなくてもいい?
乗車日・乗車区間のみを指定し、列車・座席を指定しない特急券「座席未指定券」を購入し、車内の空席を利用することも可能です。(料金は同じ)。指定席でも車内に空席があれば座ることができます。
HPに「空席をご利用の場合、その座席の指定席特急券をお持ちのお客さまがいらっしゃいましたら、席をお譲りください。」とあるので、人が来たら譲ればいいし、結構ガラガラなときも多いので、満席というのはあまりないのではと思います。
指定列車に乗り遅れた場合は?
航空機が遅れて到着した場合などで、「成田エクスプレス」の指定席券を前もって購入していて指定列車に乗り遅れた場合でも、当日の列車の普通車の空席は利用できます。
指定列車の変更は可能?
指定列車の変更は、指定列車出発前に限り、往路、復路それぞれ1回のみ可能です。変更の際は、「きっぷ」本券と出発前の指定席券を持って窓口でしてもらう必要があります。
「N’EX往復きっぷ」を指定席券売機で購入する方法
指定席券売機で購入する際、初めてだと、どの箇所から購入したらいいか迷うと思うので、購入方法をお教えします。
えっ、こんなところから購入するの!?って感じです。
JRの切符売り場にある「指定席券売機」です。見かけたことがあると思います。
成田エクスプレスの切符は、この「指定席券売機」で購入できます。
通常、成田エクスプレスの切符を購入するときは、一番右上のオレンジの「成田エクスプレス」を押して購入しますが、ここから購入すると通常料金での購入になってしまうので注意です。
「N’EX往復きっぷ」を購入するには、右側の真ん中にある「おトクなきっぷ」から購入する必要があります。
(普通、こんなこと知らないですよね?「成田エクスプレス」のところを押して購入してしまいますよね。)
「おトクなきっぷの購入」を押します。
「N’EX往復きっぷ」を押します。
「N’EX往復きっぷ(普通車用)」を押します。
乗車する区間を選択します。その後は、画面に従って、日にち、列車、座席、などを指定します。引き続き、帰りの分も一緒に予約し、最後に支払いをします。
「N’EX往復きっぷ」で座席の指定するときの注意点
列車の座席を予約する際に注意する点があります。それは帰りの列車の時間です。行きは時間が決まっているので大丈夫だと思いますが、帰りは飛行機の到着時間が遅れたり荷物がなかなか出なかったり、税関検査日があったりと 予定よりも時間が遅れることがあります。
私の場合は飛行機が到着する1時間ぐらい後の成田エクスプレスを予約しています 。
もしスムーズに出ることができた場合は、そのまま待っていてもいいですし、1本前の成田エクスプレスに乗れる場合は変更も可能です。窓口に並ぶことにはなるんですが、列車に変更し、新たに指定席を変更してもらうことができます。
ただ、注意が必要なのは、逆にあらかじめ早めの列車の座席を予約しておいて、飛行機が遅れたり、スーツケースがなかなか出てこなかったりして、指定した成田エクスプレスに乗り遅れた場合は、後の成田エクスプレスに乗ることができるのですが、新たに座席を指定をすることはできません。指定席で空いてる席に座ることになります。
もし誰かがその席を取っていたら、もちろんですが来たら譲らないといけないので、いつ来るかとドキドキしますよね。
私はそれが嫌なので、まずは少し余裕を持った列車を席を指定しておき、早めに到着したり、スムーズに外に出られたら、その時点で乗ることが出来る列車に変更しています。
気をつけて!「N’EX往復きっぷ」の支払い方法で、私が必ずしていること
「N’EX往復きっぷ」を購入するときもそうですが、海外旅行の旅費や交通費の支払いはどうしていますか?
たぶん、普段使用しているクレジットカードで支払っている方が多いと思います。
あなたは楽天カードをお持ちですか?
私も持っているのですが、より多くの楽天ポイントを貯めたいという理由と、入会費・年会費が無料なのに海外旅行保険の補償が充実しているので楽天カードを作りました。
海外旅行の際、別途、海外旅行保険に加入せずに、何かあった場合は楽天カードの付帯の海外旅行保険で補償してもらおうと思っている人もいると思います。
しかし、、、
楽天カードの海外旅行保険は「利用付帯」と言って、旅行のツアーや公共の交通機関の支払いをの一部を楽天カードで支払わないと補償が適用されません。
多くのクレジットカードでは、自動付帯(持っているだけで補償が適用される)なので、知らなかったという人も多いと思います。
ですので、私は「N’EX往復きっぷ」を購入する際には、楽天カードで支払いをして、楽天カードの海外旅行保険の補償が適用できるようにしています。
ただし、、、
海外旅行の際、楽天カード1枚だけの保険の補償額では全然安心できません。逆に、複数枚のクレジットカードの海外旅行保険の補償額を合算すると、別途、海外旅行保険に加入しなくても安心できるくらいの補償額になったりします。
実は、楽天カード以外にも入会費・年会費は無料なのに、海外旅行保険が充実してる「夢のようなカード」が他にもあります。私は、楽天カードとそれらを合算して補償を厚くしています。
もし興味があれば、「バリ島の海外旅行保険をズバッと回答!選び方と節約方法《お得な裏ワザも》」をお読みください。バリ島とはハワイで病気やケガをした場合の例をあげて、どのような場合、クレジットカード付帯の保険でも大丈夫かや、入会費・年会費は無料なのに海外旅行保険が充実している「夢のようなカード」などを紹介しています。
まとめ
●成田エクスプレスを格安料金でお得に利用するには「N’EX往復きっぷ」を購入する
●「N’EX往復きっぷ」を購入するには、指定席券売機の「おトクなきっぷ」から購入する
●例えば大人2人と子供2人が横浜駅から乗車した場合7,240円もお得に!
●支払い方法も気をつけて!
私も10年以上成田エクスプレスを利用していますが、「N’EX往復きっぷ」を知ったのは、数年前です。「あー、もったいないことをしたなぁ、知っていたらなぁ・・・。」
節約できるとことは、節約していですよね。その分、海外旅行でおいしいものを食べたりしたいですよね!
先ほど紹介した、海外旅行保険も節約できるかもしれないので、ぜひ、下記の記事も読んでみてください。