バリ島の入国審査、たった一人キャビンアテンド(CA)さんの後ろに並んで“不審者扱い”
昔、バリ島に行った人は記憶にあると思いますが、観光ビザの取得が必要でした。
デンパサール空港で取得したり、一時期は、日本の空港でチェックインした後に ビザ代を支払ってたのではないでしょうか?
昔は、日本人が観光目的でバリ島に入国する場合、観光ビザの取得が必要で、取得に35ドルが必要でした。
しかし、2015年6月12日から、観光目的でバリ島に入国する場合、30日以内の滞在であればビザは免除されるようになりましたので不要です。
しかし、私の場合、渡航目的がビジネスなので、デンパサール空港について、入国審査の手前にある取得ブースでVOAのビザの取得(35ドル)が必要になります。
今では、ほとんどの人がビザが不要なので、そこに立ち寄る人は滅多にいません。
そのカウンターでいつものやり取りが始まります。
「VOA( 到着ビザ)をください」
「何日、バリ島にいるの?」
「いや、ビジネスで来たのでVOAを下さい」
「何日、バリ島にいるの?」
「10日です」
「ビザは要らないよ」
「10日ですが、ビジネスで来たので、VOAをください」
「わかりました・・・」
なかなか、ビザを発行してくれないときがあります。
最初のころは
「入国審査で必要がどうか聞いてみて。必要なら、またこちらに来て!」
と言われたことがありました。
入国審査の行列に並び、「必要!」と言われ、また、戻って、ビザを取得して、さらに、また長蛇の列に並んだこともありました。
最近はスムーズに取得できるようになりました。
ビザ取得者は、決まったカウンターで入国審査をする必要があるので、ビザのカウンターの人に
「何番に並べばいいですか?」
と聞くと
「何番です」
と教えてくれます。
そして、指示された1番カウンターに並ぼうとしたら、並んでいるのは全員キャビンアテンド(CA)さん。
10人くらいCAさんがいて、最後に私が一人ぽつんと並んでいる状態で、周りからは
「何であなた一人、そこに並んでるの?」
「怪しい人じゃないの?」
というような、何か不思議そうな顔で見られていました。
しばらくの間その眼差しに耐えて、私の番になり、入国審査を受けようとしたら、「ここではなく、何番に行ってください!」と言われました。
(入国審査の1番カウンターは空港職員専用だったみたいです)
「やっぱりなぁ!!」と思いながら、指示されたカウンターに行きました。
ビザを持っている人はほとんどいないので、その専用のカウンターは、いつも空いています。
昔は入国審査に1時間以上待たせれるのが当たり前だったんですが、今ではそこまではかからなくなったと思います。
それでもやはり数十分は待ちます。
しかし、ビザを持っている人のカウンターは空いているので、ほとんど待つことなく入国審査をしてくれます。
周りの人からは
「何であの人だけ空いてるカウンターに並んでいるんだ!!」
と思われてるのではないかと思います。
(ビザ代35ドルを支払って専用のカウンターで入国審査を受けているだけですが、視線が痛いです。。。)
ちなみに、ビザのカウンターで言われる「何番に行ってください!」はいつも間違っています。
最近気づいたのですが、入国審査のカウンターの上などに、「ビザを持っている方はこちら」のような記載が英語で書いてありますが、とてもわかりにくいです。。。
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